2017年新卒学生の就活スケジュールが、8月スタートから2ヶ月も前倒しの6月スタートになりました。
就活となるとインターンシップ、企業説明会や面接などに目がいきがちですが、メンズは付けていくネクタイの色が気になるのではないでしょうか。
無難に紺を選びたいけど、やはり他のライバルと差をつけたいものです。
しかし、差をつけるといっても、説明会や面接で変な印象は与えたくないですよね。
そこで、今回は色彩心理からネクタイの色が面接で与える印象についてを取り上げていきます。
後半では、ネクタイにはなくてはならないネクタイピンの位置について見ていきます。
Contents
どんな印象を与えたい?
実は、採用担当者はネクタイの色を気にしていないと言われています。
これは、あなたらしさが出る色だったらいいよということです。
採用担当者は、面接であなたのアピールを待っています。
意外と、悪い印象を与えたくない心理が働いて、うまくアピールできていない学生が多いようです。
つまり、採用担当者から見れば、就活をしている学生が全て同じように見えてしまっているということです。
内定を勝ち取るために受けたのに、何も印象を残せないのは本末転倒ですよね。
でもこれを、逆の捉え方をすると、チャンスとみることもできます。
これはどういうことかというと、2017年3月卒業予定学生の面接する採用担当者が対象の調査によれば、
近年の採用活動をふまえて男子就活生の傾向を聞くと、81%が「元気がない」と回答。「もっと積極的に就職活動に取り組んでほしい」と考えている面接担当者も72%に及んだ。
という内容の調査があります。
また、ネクタイの色を採用担当者は気にしていないということなので、他のライバルに差をつけるチャンスが十分あるといえるのです。
その差をつけるアピールポイントとして、ネクタイを活用しない手はありません。
大切なことは、面接を受けるあなたが、採用担当者にどんな印象を持ってもらいたいかということです。
そのため、自分のアピールポイントに合った色を選べば良いと思います。
だからといって、なんでもいいというわけではなく、派手すぎる色・柄、黒色を選ぶのはやめたほうが良いそうです。

出典:maxcady
特に黒色は、冠婚葬祭の時に使うもので、就活には不向きであるので間違っても使わないように注意しましょう。
色彩が心理に与える影響(イメージ)とは?
ここでは実際に色が与える影響を見ていきましょう。
色彩といっても、多種多様な色がありますので、代表的な色が与える影響をみていきます。
下の図をご覧ください。
いかがでしょうか。
色によって与えるイメージが全然違うことに気づいたのではないでしょうか。
就活には、紺ばかりが選ばれますが、誠実さが伝わる反面、消極的に見られてしまうといったデメリットがあることも分かって頂けたかと思います。
もちろん、自分のアピールしたいところが誠実さだったら、紺を選ぶことは大いにありです。
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あなたらしさが出る色は?

出典:1分間実践経営
就活で、面接を受ける時に、どんな印象を面接官に与えたいですか?
ここからは、あなたが就活でアピールしたい部分から色を選んでみてください。
自分のアピールポイントがわからないという人は、自分はこういう人間だと思っているところから選んでもいいと思います。
①自分は、積極的、情熱的、前向き、アグレッシブ である。
→赤 (外部リンク:赤いネクタイはこちら)
②自分は 社交的、親しみやすい、明るい人 である。
→黄 (外部リンク:黄色のネクタイはこちら)
③自分は 誠実、真面目 である。
→青 (外部リンク:青いネクタイはこちら)
④自分は、冷静、落ち着きがある、真面目 である。
→灰色 (外部リンク:灰色のネクタイはこちら)
⑤自分は 優しい、協調性ある、安心感ある、大らか である。
→緑 (外部リンク:緑のネクタイはこちら)
⑥自分は温かい、優しい、包容力ある人 である。
→ピンク (外部リンク:ピンクのネクタイはこちら)
自分らしさを出せる色は見つかりましたか?
この色だったら面接で受かりやすいという正解はありません。
就活の面接は、自分を売り込む格好の場所でありますので、自分らしさを発揮して、内定を勝ち取りましょう。
ネクタイピンはこの位置で!
ネクタイについて取り上げてきましたが、ここからはネクタイピンの位置について見ていきます。
ネクタイピンはジャケットの第一ボタンから少し上がベストポジションになります。
下の写真のような位置になります。
たまにネクタイピン自体がズレることもあるので、トイレに入ったときには、ついでにズレていないか確認する癖をつけるといいかもしれません。
最近では、採用担当者などからネクタイピンは必要ないといった話がよく聞かれます。
しかし、ネクタイピンがあることでネクタイがズレてしまうことを防ぐこともできます。
まして、就活で面接を受けるなら、緊張してネクタイのことを気にしている余裕もなくなると考えられます。
そのときに、ネクタイピンが役にたったなんてことがあるかもしれません。
自分の気持ちとよく相談して、付けるか考えてみてください。
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