ドラマ『陸王』では、涙のヒューマンドラマが繰り広げられますが、特に第5話では大きな動きがありました。
あのメガネしゃくし定規の大橋課長(馬場徹)が、ついにデレました!
今回は、大橋課長がデレた流れと、知っておくべき大橋課長の本当の姿をお見せします。絶対ギャップ萌えします!!
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Contents
陸王5話 大橋課長がデレたっ!!
大橋課長がデレるまでをダイジェストで振り返っていきます。
こはぜ屋 絶体絶命のピンチに!
第5話は、こはぜ屋に多くの困難が待ち受けてました。
まず、「陸王」の開発資金が尽き、宮沢の貯金を資金にあてることに。
さらにシルクレイを使った「足軽大将」のヒットで追加生産を行いますが、最年長の従業員・西井(正司照枝)が持病で入院。
飯山(寺尾聰)もヤクザに襲われ、骨を折るなど、全治1ヶ月以上の大ケガを負いました。
また、融資を依頼した埼玉中央銀行の大橋から、職人を2人失ったことを理由に融資を白紙にしたいと言ってきたのです。
苦難の中で見えた一つの光
それでも、足軽大将の追加生産が間に合えば、融資してもらえることになったこはぜ屋。
ところが、足軽大将の納品日に、大量の不良品があることが判明。
そのため、就職面接でいない大地(山崎賢人)に代わり、シルクレイ製造を行う宮沢ですが、機械を上手く操作できません。
万事休すかと思ったときに、電話で事情を知った大地が面接を蹴ってかけつけました。
こはぜ屋の従業員たちが歓声を上げる中、足軽大将の再生産がスタートすることに。
大橋課長ついにデレる!
高く積み上がった不良品を見る大橋課長(馬場徹)。
大橋課長には、なにが悪いのか分からないらしく、どこに問題があるのか富島(志賀廣太郎)に訪ねます。
富島はソール部分のスジが問題だと言い、「こんな細かい傷、履いたら気づきませんよ」と大橋課長が言うと、富島は「これが100年続いたこはぜ屋の品質、プライドです。」
追加生産も無事完了して、融資話になりますが、今後も不具合が起きる不安があるため、融資額は減らされ、半年間だけの制約がつくことに。
納得いかず食い下がる宮沢に、大橋は「私の力不足です。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げます。
さらに、こはぜ屋の作業場を初めて見た大橋は、「新しい陸王、完成したら私も買います」と力強く言いました。
これぞ本当のギャップ萌えですよね。
大橋課長のデレにお茶の間が沸いた!
5話まで、イヤミで冷徹な印象が強かった大橋課長。
絶対にデレないと思ってただけに、視聴者は大いに湧きました。
陸王の大橋課長はおいしい役だよなぁ。第一印象が最悪からのあのデレはズルい…。
個人的に陸上部のコーチもこはぜ屋には冷たいけど悪役ではない気がしている。— Greenwood0125 (@30stmTyler) 2017年11月22日
来週が待ち遠しいとか、撮ってあるのいつ見よかなって手帳見ながら考えたりするドラマは、Nのために以来です。陸王最高です。今日は銀行員の大橋さんに泣かされました。陸王最高です。
— GAYA (@10gaya07) 2017年11月22日
大橋さんTHE不器用💓笑
けどそれがいいんですよね\(^o^)/
“陸王買います”ににやけました😍— ☺︎にしこ☺︎ (@momomonchqn) 2017年11月22日
さらに、大橋課長役をつとめる馬場徹も、放送後にコメントを発表。
「陸王」第5話、ご観賞ありがとうございました!大橋がついにこはぜ屋を認めました😊これからどう発展して行くのか?!お楽しみに‼️‼️#陸王#馬場徹#大橋融資課長#今後もみなさん一緒に陸王を盛り上げて下さいね
— 馬場 徹 (@baba_toru_) 2017年11月19日
大橋課長がデレたのは良かったですが、演じる馬場徹の「これからどう発展して行くのか!?」のコメントが気になっちゃいますね。
今後も大橋課長はデレてくれるんでしょうか、それとも・・・。
展開から目が離せませんね。
馬場徹も勘違いした大橋課長という人物
絵に描いたような冷徹男・大橋課長ですが、実は演じる馬場徹は大橋課長を勘違いしてたようです。
馬場徹はインタビューで次のように答えてます。
「最初は役の上で風間さん(銀行員坂本)のことが結構、嫌いなのかと思っていたんですが、(福澤)監督からは、単純に『(融資)できるものはできる、できないものはできない』という、銀行員として正しい姿を演じてくれればいい、と。(中略)大橋は自分なりの正義を全うしていて、それが結果的に『こはぜ屋』の人からすると、嫌なヤツに見えるといいのかなと思っています。だから、銀行員として真っすぐ、という意識だけです」
陸王プロデューサーの伊與田英徳も、大橋課長という人物について語り、
「今回の特徴は、敵であっても悪ではない」
大橋課長は、たしかにイヤミな部分があります。
でも根本は元銀行員の坂本(風間俊介)と同じで、まっすぐで熱い人なんでしょう。だからこそ、坂本と同様にこはぜ屋をみて考えを変えることができたと言えます。
ちなみに、大橋課長をイヤミな人に見えるように、馬場徹がイヤミのスパイスを加えたそうです。
大橋の言っている内容が正しい分、その正しさがもう1つ“圧”(圧力)となって相手に伝わるように、速くしゃべるようにしています。(中略)相手が畳み掛けられている感覚になったらいい
だから、あんなに嫌味ったらしいキャラになれたのですね。
馬場徹が大橋課長を演じる時の工夫や裏話を聞くと、陸王を見る目も変わってきますよね。
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演じる馬場徹は色々スゴイ人だった!
大橋課長を演じる馬場徹は、実は色々とスゴイ人だったことが分かってきました。
後半では、馬場徹のスゴイところをお伝えしていきます。
所属事務所がスゴイ!
馬場徹は、事務所ロータスルーツの所属です。
聞かない名前ですが、調べたところ、馬場徹を含めて3人しか所属俳優がいませんが大御所ばかりでした。
~ロータスルーツ所属俳優~
- 香川照之(代表作 半沢直樹)
- 倍賞千恵子(代表作 男はつらいよ)
名前を聞いただけで、「おっ」ってなる俳優ばかりです。
あの大物の最後の愛弟子だった
馬場徹は、18歳からミュージカル『テニスの王子様』などで活動してきました。
しかし、20歳のときに演技で行き詰まり、ある大物演出家の門を叩きます。
その演出家は、2010年7月に亡くなった つかこうへい です。
つかこうへいさんがなんて? pic.twitter.com/AQBJwpJ2jK
— Yo2🌏ナナギャング〇 (@wins2719yo2) 2017年11月20日
つかこうへいは怖い演出家として有名です。
例えば、台本にない踊りを3分で覚えられない人をクビにしたり、セリフを覚えた翌日に20~30ページ分のセリフが一気に変え、覚えられなければ出番が減るなど、非常識な演出家でした。
そんな演出家に、行き詰まってた馬場徹はボコボコにされたい一心だったそうです。
そして、つかこうへいの劇『飛竜伝2010 ラストプリンセス』のオーディションで、過呼吸になりながらセリフを言った馬場徹に、つかこうへいは口立てを行いました。
口立てとは、台本を見ずにセリフを口頭で伝える、つか独自の演出方法です。
当時を振り返った馬場徹は、
とにかく、つかさんが言うことを必死に言うんです。できないなりに一生懸命頑張っていたら、「じゃ、お前、使ってやるから。稽古入れ」って言ってくださって。
必死に食らいついた馬場徹に、つかこうへいは、次のように言ったそうです。
「お前のことは心配していないから、芝居なんかしないで目の前にいる相手に想いを伝えろ」
つかこうへいの「心配してない」には、馬場徹なら安心して任せられるという信頼の証だったのでしょう。
後にも先にも、つかこうへい直々に馬場徹が仕込まれたのは『飛竜伝2010』だけでしたが、1作品だけで認めてもらえた馬場徹の演技力ハンパないですよね。
そして、馬場徹がオーディションを受けた年の7月に亡くなったことから、つかこうへいの最後の愛弟子と呼ばれてます。
あの名作ドラマにも出演!
馬場徹は、誰もが知るあの名作ドラマにも、ちゃっかり出演してました。
最初に紹介するのは、2014年に陸王と同じ日曜劇場枠で放送されてた『ルーズヴェルト・ゲーム』。
馬場徹が演じたのは、青島製作所野球部の萬田智彦役でした。
ルーズヴェルトゲームにどはまりしてる。萬田がいい人。最後の挨拶とか素晴らしい演技。馬場さんって言うらしい。 pic.twitter.com/AlhAfauEyN
— spepe0523 (@spepe0523) 2014年5月22日
第3話で肘を故障したことをきっかけに、野球部を自主退部することにし、その退任挨拶は多くの人の感動と涙を誘いました。
2つ目のドラマは、2016年の『99.9-刑事専門弁護士―』です。
馬場徹は、陸王の大橋課長と同じようなイヤミな性格の弁護士・落合陽平を演じました。
@___zn6 落合陽平さん pic.twitter.com/Tx0btZ3uKs
— ち ぇ ん み (@12i104i) 2016年5月2日
大物弁護士の腰巾着で、ゴマすってる様子が憎たらしい役柄でした。
そして、3つ目のドラマは2017年放送の『コードブルー シーズン3』の第6話。
馬場徹は、冷蔵庫の中で、横峯先生(新木優子)と灰谷先生(成田凌)が、麻酔なしで足を切開した患者役でした。
今日の月9コードブルーは馬場徹が出るよ!
みんな見てね! pic.twitter.com/OlCm0nlkaw— ちひ@馬場ロス (@puripiyopiriin) 2017年8月20日
やっとコードブルー観れた✨
テレビで観れる回数増えて嬉しい#馬場徹#ばーちょん pic.twitter.com/uUlT7igkMa— オカピー@岡安 (@Bachonlove1) 2017年8月23日
テニスの王子様で見せた怪演がヤバい!
2006年、デビュー作だったミュージカル『テニスの王子様』で立海大附属の柳生比呂士役を演じてます。
探してみたら、馬場徹が華麗な舞をする動画を見つけました!0:30~の柳生比呂士(馬場徹)のダンスは、爆笑必至ですw
上の動画は、大橋課長から想像できない演技ですね。
さらに、ニコニコ動画には、テニスの王子様の舞台裏がよく分かる動画もありました。
最初に登場する金髪の人物が馬場徹です。
・・・大橋課長、何しちゃってるんですかw
いずれにしても、馬場徹はプライベートではひょうきんで、仕事は切り替えてることがわかりました。
・・・知っちゃいけないことを知った感じがするのは私だけでしょうか。
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