陸王 3話で視聴率がV字回復した5つの理由とは?視聴率上昇に必須の条件とは?

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

2017年秋は、役所広司主演のドラマ「陸王」の放送で賑わっています。

第1話から視聴率は高かったものの、第3話で平均視聴率が15.0%の大台に!

今回は、なぜ陸王が視聴率上昇したのか理由を考察していきます。

sponsored link

陸王が視聴率上昇で大健闘!

陸王を放送してるTBSの日曜劇場は、ヒット作も駄作も存在するドラマ枠ですが、陸王は大健闘したようです。

さっそく、今まで放送された陸王の視聴率を振り返っていきましょう。

初回(第1話)視聴率 14.7%

第2話視聴率 14.0%

第3話視聴率 15.0%

視聴者の心をつかむドラマでなければ、回を重ねるごとに視聴率は下がっていくのが、一般的です。

しかし、ドラマ陸王は、第2話で下がった視聴率を再び上げることができました。

陸王が視聴率上昇できたのは、様々な理由があると思いますがその理由に触れる前に、陸王の視聴率がどれくらいスゴいのか、過去のTBS日曜劇場の視聴率と比較をしていきます。

ちなみに、視聴率が15.0%だった第3話は、アトランティスからスポンサー契約を打ち切られた茂木(竹内涼真)がついに陸王を履く重要なシーンがありました。

また、宮沢(役所広司)の説得で、ソール素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山(寺尾聰)が陸王開発に加わるシーンもあり、物語が大きな進展を迎えます。

2016年秋~2017年夏の日曜劇場視聴率

まずは、TBSの日曜劇場で2016年秋から2017年夏に放送されたドラマ視聴率を振り返ります。

IQ246〜華麗なる事件簿〜

初回(第1話)視聴率 13.1%

最終回視聴率 7.8%

全話平均視聴率 10.5%

A LIFE〜愛しき人〜

初回(第1話)視聴率 14.2%

最終回視聴率 16.0%

全話平均視聴率 14.5%

小さな巨人

初回(第1話)視聴率 13.7%

最終回視聴率 16.4%

全話平均視聴率 13.5%

ごめん、愛してる

初回(第1話)視聴率 9.8%

最終回視聴率 12.8%

全話平均視聴率 9.7%

日曜劇場はオリジナル作品だけでなく、原作小説や原作漫画の実写化など幅広く手がけているのが特徴です。

放送中の陸王は、ヒットメーカーで知られる池井戸潤原作の小説を実写化したものになります。

さて、作品によって視聴率のバラツキがありますが、2016年秋から2017年夏までの視聴率を振り返ってみても、10%に満たない時もあるようですね。

陸王はドラマが進行中ですが、過去のドラマと比較しても高い視聴率を維持してることが分かります。

池井戸潤原作のドラマと比較

陸王以外にも、過去には池井戸潤原作のドラマが同枠で放送されています。

「下町ロケット」、「ルーズヴェルト・ゲーム」、そして社会現象を起こした「半沢直樹」の3作品は、全て池井戸潤原作のドラマです。

紹介した3作品の視聴率も見てみましょう。

下町ロケット(2015年10月放送)

初回(第1話)視聴率 16.1%

最終回視聴率 22.3%

全話平均視聴率 18.5%

ルーズヴェルト・ゲーム(2014年4月放送)

初回(第1話)視聴率 14.1%

最終回視聴率 17.6%

全話平均視聴率 14.5%

半沢直樹(2013年7月放送)

初回(第1話)視聴率 19.4%

最終回視聴率 42.2%

全話平均視聴率 29.1%(関東)

池井戸潤原作のドラマは、どれも高視聴率を誇ってますが、半沢直樹の最終回視聴率は飛び抜けてますよね。

ちなみに、1993年4月以降の連続ドラマで、半沢直樹の最終回の記録を上回る作品は出てません。

今現在の陸王の視聴率は、連続ドラマの中では高い位置にあるものの、池井戸潤原作ドラマを含めてしまうと、現在は低い方かもしれません。

しかし、ヒット作になるとオフィシャルグッズが売り出されることがありますが、陸王ではランニングシューズ販売、ヤマザキパンのコラボ商品など手がけているので、波及効果で今後の視聴率上昇も期待できそうです。

sponsored link

陸王が視聴率上昇した5つの理由

3話目にして、2話の視聴率から1%もアップした陸王。

調べてみたところ、陸王が視聴率上昇した理由は5つあるようです。

理由1,夢を追いかけるドラマだから

1つ目の視聴率上昇した理由は、今時めずらしく夢を追うドラマだからです。

主役の役所広司はもちろんですが、寺尾聰、山崎賢人、そして竹内涼真など俳優たちの熱演に目頭が熱くなる人が多かったようです。

宮沢(役所広司)は陸王の完成、茂木(竹内涼真)はマラソンの雪辱を晴らすこと、といったように夢(=目標)を追っている男たちの姿が美しいという声も。

また、第1話で竹内涼真がマラソンで途中棄権を余儀なくする時に思いっきり悔しがりますが、その時の涙と表情は本物で、挫折を味わった人しか出せない演技として、必見といえます。

 

理由2,ベテラン俳優陣の豪華共演

2つ目の視聴率上昇の理由は、役所広司と寺尾聰のベテラン俳優の豪華共演です。

役所広司と寺尾聰は、職人として仕事に対する誠実さが画面からにじみ出てるという声がありました。

さらに、竹内涼真と山崎賢人の若手俳優の葛藤の演技も、若さゆえの力いっぱいもがきつつ、ベテラン俳優陣と対比があって見ごたえがあるという声も。

理由3,感情移入できる設定

3つ目の視聴率上昇の理由は、多くの人が感情移入できるストーリーだからです。

人間、生きていれば何かしらの壁にぶち当たるものですが、陸王の登場人物も融資を断られたり、就職試験に落ちるなど、壁に当たってもがき苦しみます。

そんな登場人物たちの姿と自分を重ねたことで、もっと応援してやりたい気持ちになるのです。

さらに、以前放送された下町ロケットでは専門知識が必要になるシーンもありますが、陸王は「(ランニング)シューズ」という私達に必要不可欠なものを題材に扱ってます。

そのため、イメージがしやすい点も共感を呼んだと言えるでしょう。

理由4,女性ファンを引き込んだ

4つ目の視聴率上昇の理由は、女性ファンを多く引き込んだことです。

ドラマ陸王では、竹内涼真、山崎賢人、風間俊介、理不尽な銀行員を演じる馬場徹など、今をときめく若手俳優を多く起用してます。

その若手俳優見たさに、多くの女性がドラマに釘付けになっていると言えます。

さらに、ドラマ陸王はリアルさを追求するために、マラソンのシーンは4万人にも及ぶエキストラを使ったことが明らかになりました。

実は、そのエキストラたちをよく見ると、ほとんど女性であることが分かります。

つまり、それほどに多くの女性ファンが付いており、若手俳優を応援してると言えるでしょう。

もちろん、往年の俳優である役所広司、寺尾聰を応援するマダムたちもいることは抜きにできません。

理由5,安心して見られる日曜劇場

最後に上げる視聴率上昇の理由は、安心感ある日曜劇場だからです。

実はTBSの日曜劇場は60年以上の歴史をもつ由緒あるテレビ枠。

つまり、制作する内容には相応の責任が伴ってきます。

そのため、視聴者たちに自信をもって見応えあるドラマを提供するので、安心して見ていられるのです。

もちろん、ドラマの内容は主役たちが難題を乗り越えて、最後にはハッピーエンドという王道中の王道をいく展開。

しかし、だからこそ変な心配をしないで、安心して見ていられるとも言えるでしょう。

これが、若者だけでなく、中高年層の人にもウケるドラマにつながってると言えます。

 

sponsored link

 

PAGE TOP