2017年10月から放送スタートしたフジテレビ『刑事ゆがみ』。
視聴率はけっして高くないものの、視聴者からは録画してもう一度見たいという反響が多くありました。
今回は、刑事ゆがみが視聴者をトリコする演出ができた理由に迫ります。
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この記事のもくじ
刑事ゆがみ クギ付けになる視聴者続出!
フジテレビが、2017年10月に世へ送り出したドラマ『刑事ゆがみ』
元々から、浅野忠信、神木隆之介、山本美月が出演することで話題だったドラマですが、フジテレビだから期待してなかった人も多かったのも事実。
そのためか、視聴率は一桁台ですが、実際にドラマを見た視聴者からは「大いに泣き笑いした」、「引きずるくらい余韻に浸った」など、絶賛する声が多く聞かれました。
少しだけ視聴者の感想を載せますが、次回から見たくなること間違いなしです。
夕べなかなか寝付けず。夜中にTVerで「刑事ゆがみ」を見てしまった。なかなか面白いって評判を聞いたから見たんだけど、うん面白かったわ。今シーズンチェックドラマに追加ね(笑)
— みっちゃん (@nacsxnacs) 2017年10月24日
刑事ゆがみ面白いから見て
お、ね、が、い。— 松本人見知り (@oknamoknit) 2017年11月16日
今シーズン一番のお気に入りドラマ刑事ゆがみ(^-^) 皆さま是非転送されて下さい!神木くんもいいですが浅野さんがサイコーです✨RT
— たえちゃん〔19日~⛸〕 (@taechiyan) 2017年11月16日
刑事ゆがみ、今期一番なくらい楽しんでます。神木くん、一皮剥けて良いキャラになってるし、シナリオがダレない刑事ドラマ。ラストまで楽しませてね
— ねむりねこ (@kurosirocyairo) 2017年11月16日
ツイッターの感想を見ただけでも、『刑事ゆがみ』を楽しんでる人が多い印象でした。
ちなみに、ドラマに目の肥えた人が感想をよせるヤフーみんなの感想でも5点満点中で約4.5点(2017年11月16日時点)を獲得し、評判はやはり上々のようです。
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それでは、次から視聴者をトリコにした演出に迫っていきます。
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視聴者をトリコにした憎い演出とは?
演出1,ぴったりハマったバディ
『刑事ゆがみ』で主役をつとめるのは浅野忠信と神木隆之介ですが、その2人のコンビがぴったりハマっているのです。
見た目は小汚いですが、人懐っこくて暖かさと鋭さを併せ持った浅野忠信が演じる弓神は、まるで素の浅野に見えます。
また、神木隆之介が演じる真っ直ぐでスケベな羽生刑事も、神木隆之介の生き写しのようです。
正反対の性格なので、普段は交わらない二人ですが、バディになることで、まるで何年もコンビを組んでたような凸凹コンビに。
2人の思わずクスッとなるやり取りは、重くなりがちなストーリーとバランスを絶妙にとって、ドラマの面白さが増しました。
演出2,名優の無駄遣い
続いて紹介するのは、名俳優を豪華ゲスト出演させてることです。
しかも、脇役キャラであることが多く、第5話の時点で、水野美紀、斎藤工、リリー・フランキーなどが出演し、話題になりました。
水野美紀は、踊る大捜査線で柏木雪乃役を演じて広く知られてますが、第2話で国語教師役を熱演し、切ないストーリーを一層際立たせました。
斎藤工は、名俳優ながらお笑い路線も手を出してて有名ですが、コレクション展示まで行う生粋の下着泥棒役を演じます。
5話に登場したリリー・フランキーは詐欺師役で伸び伸びと演技し、お茶の間に笑いを誘いました。
ふつうならありえない役を、豪華キャストにやらせることで、視聴者の心に入り込むことができたと言えるでしょう。
演出3,誰でも楽しめるストーリー展開
『刑事ゆがみ』は、神木隆之介と浅野忠信のバディの面白さ、謎解きで意外な真相にたどり着くドラマとして、気楽に楽しめます。
ですが一方で、細かいところまで意味を持たせる、練られた演出もされてます。
例えば第1話では、車中にいる浅野の顔が、水がかかったフロントガラス越しでは”ゆがんで”見えたり、浅野忠信の「弓神(ゆがみ)」と山本美月の「ひずみ」が「歪み」で掛けられてるなど、演出がされてました。
バディと謎解きを気軽に楽しむのも良し、演出から意味を見つけても良し、ドラマをあっさり見る派とじっくり見る派のどちらとも楽しめる演出がなされてます。
演出4,作り込まれたストーリー
『刑事ゆがみ』は、ストーリーの良さも高く評価されてます。
刑事ドラマは、犯人を捜す物語が多いですが、ストーリー展開が分かってしまうと面白くありません。
その点で、『刑事ゆがみ』は視聴者が予想もできなかった人を犯人に設定するので、犯人が分かったときの驚きが大きくなります。
また、犯人の人物描写も丁寧に作り込まれているので、犯行動機を聞くうちに、深い共感と感動を覚えるのです。
しかし、浅野と神木のバディのやり取りのお陰で、重くならずに済む演出も憎いですね。
『刑事ゆがみ』視聴者をトリコにする演出ができた理由
『刑事ゆがみ』が視聴者を夢中にさせるのは、ヒットメーカー西谷弘監督の存在が大きいです。
今回紹介した『刑事ゆがみ』も、西谷弘が指揮をとりました。
ヒットメーカー西谷弘とは?
西谷弘は、フジテレビドラマ制作センターのドラマ演出家です。
今まで多くの映画やドラマの演出を担当してきましたが、過去には名前を出すことを嫌がり「脚本」のクレジット抜きで映画公開するなど、変わった面があるヒットメーカーです。
今まで西谷弘が演出した作品をまとめてみます。
- 白い巨塔(2003年)
- ラストクリスマス(2004年)
- ガリレオ(2007年)
- 任侠ヘルパー(2009年)
- 昼顔(2014年) など
どの作品も、一度は聞いたことある名前ですよね。
調べたところ西谷弘は、浅野忠信と神木隆之介と初顔合わせだそうですが、原作マンガを見てピンと来たのかもしれませんね。
キャストの個性をしっかり調査し、生かしていると感じました。
練られたストーリー、演出、キャストなど色んな面で楽しめる『刑事ゆがみ』。
ぜひ、一度みてみてはどうでしょうか。
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