陸王 主演キャストより目立つお笑い芸人の存在!賛否両論の彼らの演技力とは?

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倒産寸前の足袋屋が、ランニング足袋の開発で再起していく様子を描いたドラマ『陸王』。

日曜劇場では常連になった池井戸潤原作のドラマとして、視聴率は14%以上(4話時点)を稼ぐ人気ドラマです。

ドラマ『陸王』の人気は、主役の役所広司だけでなく、お笑い芸人の活躍も貢献してるようです。

そこで今回は、ドラマ陸王で活躍するお笑い芸人キャストは誰か、そして賛否両論の演技力の評価を見ていきます。

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陸王 出演毎に注目されるお笑い芸人たち

ドラマ陸王では、現代の流行りなのか、多くのお笑い芸人キャストが出演します。

出演するたびにニュースになる彼らお笑い芸人がいるお陰で、ドラマ陸王の人気は保たれてる側面があるでしょう。

はじめに、陸王に出演してきたお笑い芸人を振り返りたいと思います。

小籔千豊(佐山淳司役)

キャワワじゃない中年の男ってゆー真逆なのにviviモデルしてくれてありがとー44歳になったよviviモデルの後輩は年齢が半分以下だねイカたべたいなみんなでイカ食べに博多いこー #Repost @vivi_mag_official (@get_repost) ・・・ 今日は我らがViViモデルの ❤️カズニョロ❤️ @koyabukazutoyo_shinkigeki のお誕生日‼️おめでとうー✨ いつもViViのことを大事に思ってくれていて、 本当にありがとう これからもよろしくねー‼️ #viviモデルズは世界イチ可愛い #HBD #ViVi愛がすごくて嬉しい #あなたはモデルの鏡だよ #コヤソニも応援してます #編集SC

小籔千豊(吉本新喜劇)さん(@koyabukazutoyo_shinkigeki)がシェアした投稿 –


ドラマ陸王の中では、ライバル会社アトランティスの悪役として出演中の小籔千豊。

お笑い芸人としては、吉本新喜劇の座長を務めており、小籔軍団という友近や笑い飯も所属する芸能人ファミリーを率いてます。

これまで小籔千豊がドラマ出演した作品は以下のとおりです。

  • NHK・連続テレビ小説『わかば』(2004年10月~2005年3月)
  • テレビ東京『実録 死刑囚と刑務官~死刑執行・再起の5日間~』(2010年10月)
  • NHK・連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年6月)
  • 日本テレビ『戦力外捜査官』(2014年1月~3月)
  • NHK『ロング・グッドバイ』(2014年4月)
  • 日本テレビ『マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~』(2016年1月~3月)
  • TBS『陸王』(2017年10月~12月)

NHK連続テレビ小説に2回も出演してることに、驚きました。

宇野けんたろう(立原隼人役)

茂木(竹内涼真)と同じダイワ食品の陸上部のエース的な存在ですが、第4話の最後で陸王を履いた茂木から猛烈な追い越しをされました。

お笑い芸人としては、吉本興業でお笑いを行う傍ら、「TBSオールスター感謝祭14秋 赤坂五丁目ミニマラソン 優勝」、「サイパンマラソンフルマラソンの部 準優勝」など、マラソンに力を入れてる生粋のスポーツマンです。

宇野けんたろうが、ドラマ出演した作品は以下のとおりです。

  • TBS『陸王』(2017年10~12月)

陸王が宇野けんたろうのドラマ初出演作ということになります。

鳥居みゆき(栗山役)

ツイッターであげてた役所さんと同じショット #陸王 #田んぼアート #行田

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高校教師役として、陸王を1200足分注文する大きな役割を果たしました。

お笑い芸人としては、独特な芸風が話題を呼んでブレイク、2017年には生まれ故郷であり、陸王の舞台になった埼玉県行田市の観光大使に就任してます。

これまで鳥居みゆきが、ドラマ出演した作品は以下のとおりです。

  • 日本テレビ『臨死!!江古田ちゃん』(2011年1~7月)
  • NHK『よる★ドラ 「本日は大安なり」』(2012年1~3月)
  • テレビ東京『おはコロ+「ハイパーヨーヨー バーニング」』(2012年1~3月)
  • テレビ東京『アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!』(2017年4月)
  • TBS『陸王』(2017年11月)

意外とドラマ出演が多いことに驚きました。

内場勝則(藤井役)

内場勝則が演じた藤井は、「こはぜ屋」の取引先だった大阪の呉服問屋「鶴善商事」の担当役でした。

お笑い芸人としての内場勝則は、吉本新喜劇の座長をつとめており、ボケもツッコミもこなせるオールラウンダーとして知られてます。

これまで内場勝則が、ドラマ出演した作品は以下のとおりです。

  • テレビ朝日『京都迷宮案内』(1999年)
  • NHK『新・ズッコケ三人組』(2002年)
  • 毎日放送『トイレの神様』(2011年1月)
  • NHK・連続テレビ小説『わろてんか』(2017年10月~) など

桂雀々(家長亨役)


桂雀々は、こはぜ屋への融資を渋る埼玉中央銀行行田支店の支店長役をつとめており、憎たらしい顔が印象的。

桂雀々は、名前から分かる通りの落語家として活躍をし、2017年には芸歴40周年を迎えました。

これまで桂雀々が、ドラマ出演した作品は以下のとおりです。

  • テレビ東京『ヤっさん~築地発!おいしい事件簿~』(2016年8月)
  • TBS『陸王』(2017年10~12月)

紹介したように、ドラマ陸王には5名のお笑い芸人(1人は落語家)が出演し、主演キャストを際立たせる脇役として活躍してます。

お笑い芸人は、誰かを演じることで見る人に笑いを提供することが仕事なので、演技力は高いと感じます。

しかし、このお笑い芸人のキャスト起用が、賛否両論を呼んでます。

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お笑い芸人の登場に喜ぶ人、否定的な人

ドラマ陸王では、お笑い芸人のキャスト起用の賛成派と否定派に別れるようです。

それぞれの意見を見ていきましょう。

お笑い芸人登場に賛成派の意見

お笑い芸人がキャスト登場したことに喜ぶ反面、やっぱりそれぞれの芸人が持つキャラが生きてることが評価につながってると感じました。

さすが、キャラを使い分けるお笑い芸人といったところでしょうか。

お笑い芸人否定派の意見

お笑い芸人に否定派の意見をまとめると、

  • 関西弁に違和感を感じる
  • お笑い芸人のイメージが先行して、陸王を楽しめない
  • 陸王のイメージにお笑い芸人が合わない

以上の3つの理由から、お笑い芸人がキャストとして嫌煙されてる印象です。

お笑い芸人の起用に賛成派もいるので、一概には言えませんが、視聴率に良くも悪くも影響を及ぼしてる感じもします。

芸人枠が固定になった池井戸潤作品

陸王が放送されてる日曜劇場では、これまでも「半沢直樹」、「ルーズヴェルト・ゲーム」、「下町ロケット」といった、池井戸潤原作の作品が登場してきました。

そして、それぞれの作品には、かならずお笑い芸人がキャストになる「芸人枠」というものがあるようです。

~『半沢直樹』登場のお笑い芸人~

  • 笑福亭鶴瓶(半沢の父親役)
  • 緋田康人(東京中央銀行 小木曽次長役)
  • レツゴーじゅん(関西経済界の大物役)
  • モロ師岡(半沢の部下役)
  • ラサール石井(西大阪スチール経理部長)
  • TKO木下隆行(ライバル会社の融資部次長役)
  • たけし軍団ダンカン(週刊誌記者役)

『半沢直樹』は、最高視聴率が42.2%(最終回)を記録し、今でもその記録が破られてない伝説的なドラマ。

笑福亭鶴瓶をはじめに、多くのお笑い芸人を採用してますが、大成功を収めたと言えるでしょう。

~『ルーズヴェルト・ゲーム』登場のお笑い芸人~

  • アンジャッシュ児嶋一哉(営業部長役)
  • TKO木本武宏(弁護士役)
  • マキタスポーツ(従業員役)

『ルーズヴェルト・ゲーム』は、最高視聴率17.6%だったドラマです。

視聴率としては、第1話で14.1%、第2話で11.8%に下がったものの、起死回生劇を見せてくれました。

~『下町ロケット』登場のお笑い芸人~

  • 落語家 立川談春(白水銀行経理部長役)
  • ホンジャマカ恵俊彰(弁護士役)
  • キングオブコメディ今野浩喜(佃製作所経理部係長役)
  • 落語家 春風亭昇太(白水銀行融資課長役)
  • 東国原英夫(白水銀行蒲田支店長役)
  • ルー大柴(京浜マシナリー調達部長役)
  • 今田耕司(北陸医科大学教授)
  • 石倉三郎(株式会社サクラダ代表役)
  • バカリズム(技術開発部社員役)

陸王の原点とも言われる『下町ロケット』は、最終回で視聴率22.3%を記録したドラマです。

お笑い芸人が数多く出てましたが、自然なイメージだった記憶があります。

確認しただけでも、かなりのお笑い芸人(一部は落語家)が、池井戸潤原作のドラマに出演してることがわかりました。

お笑い芸人が出ても批判されないドラマは、お笑い芸人のイメージと登場人物のイメージが合致してることが条件と言えるでしょう。

例えば、『下町ロケット』に登場した恵俊彰は、今やワイドショー『ひるおび!』で司会をつとめ、お笑い芸人のイメージが鳴りを潜めてます。

そして、真面目で饒舌な印象が強くなったので、弁護士役がしっくりきたのでしょう。

陸王でお笑い芸人が批判されるのは、芸人とドラマのイメージが合致してないことが一番の原因かもしれません。

お笑い芸人が採用される理由とは?

やはり、一番大きい理由は、話題性があると思います。

でも実際のところ、専門家の意見はどうなんでしょうか。

お笑い芸人の登板が増えてる理由について業界関係者は、

「芸人の演技力が上がっていることが挙げられます。起用されるのがコント芸人に多いのが何よりの証拠です」(業界関係者)

引用 NEWSポストセブン

コントで磨き上げた演技力が、評価されてると言えます。

さらに、お笑い芸人がキャスト採用される別の理由があるようです。

「劇団ひとりが来年の大河ドラマ『花燃ゆ』の出演が決まったときも、主演の井上真央についてではなく、そちらのほうがニュースとしてより多く取りあげられていた。意外な役柄に抜擢することで、ニュースバリューが出てきます」(業界関係者)

引用 NEWSポストセブン

やはり、お笑い芸人の話題性は大きいということでしょう。

賛否両論あるお笑い芸人のドラマ起用。

お笑い芸人のもつイメージを尊重しつつ、ストーリーに合った配役をしてる演出家の心遣いが感じられますね。

今後の陸王で、お笑い芸人はどんな役割をはたすのか、彼らの活躍から目が離せません。

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