コードブルー3の第1話でフライトドクター白石(新垣結衣)が、目標にしてる黒田先生(柳葉敏郎)の名前が出てきました。
コードブルーは全部で3シーズンありますが、全ての物語がつながっているので、シーズン1を見てない人には、黒田先生とは誰なのか分かりづらいです。
黒田先生とは誰なのか、なぜ腕を切断したのか、コードブルー3では出てくるのかなど、黒田先生の気になることを調べてみました。
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この記事のもくじ
今さら聞けない黒田先生とは?
コードブルーで腕を失い、病院を去った黒田先生と、芸能界に一区切りつけて、故郷に戻った柳葉さんが重なるような気がします。
3rdでも黒田先生見たいですよね🙄 pic.twitter.com/XNriftBr6N— ガキえもん (@l9637cVRudmvzhS) 2017年8月3日
前作のコードブルーの放送から早くも7年が経ち、黒田先生(柳葉敏郎)とは誰なのかウル覚えになる頃でしょう。
黒田先生とは胸腹部外科専門のフライトドクターで、フライト回数は800回も超えており、フェローたちの指導役として活躍した名医でした。
正直じゃない性格で、なかなか周囲が馴染めない存在でしたが、実はとっても良い先生なんです。ここで、黒田先生とはどんな先生だったのか、今いちど振り返ってみましょう。
厳しさと優しさを兼ねた指導者
黒田先生は若い子が嫌いで、コードブルー1当時にフェローだった藍沢(山P)、白石(新垣結衣)、緋山(戸田恵梨香)、藤川(浅利陽介)を、あまりドクターヘリに乗せませんでした。
ちなみに、藍沢ら4人が来る前のフェローもドクターヘリに乗せなかったことが、田所部長(故 児玉清)との会話で判明してます。
なかなか藍沢ら若手フェローを認めませんでしたが、コードブルー新春スペシャルでは、黒田先生らしい形でフェローたちを認めました。
コードブルー新春スペシャル
黒田先生がチーム全員を認めた瞬間‼️
黒「今まで見てきたフェローなかでも最低だ」
黒「最低だよ」
黒田先生の照れ隠しが渋くてカッコエエ😭
名シーンだと思ったらRTしてね👍#コードブルー #藍沢耕作 #白石恵 #緋山美帆子 #藤川一男 #冴島はるか pic.twitter.com/YntNJ3cqXj— コードブルー応援アカウント🚁 (@Codeblue_277) 2017年7月31日
身を犠牲にして対応する完璧なドクター
黒田先生は翔北救命センターのエースで、どんな患者に対しても冷静に対処してました。
教育の一環として、藍沢・白石・緋山・藤川の4人に、一番適した治療や処置方法を質問し、完璧な回答が返ってきたら「その通りだー」と言うセリフは、まさしく黒田先生の人柄を表してると言えるでしょう。
しかし、黒田先生のそのセリフが、あの事故のときに出てくるとは・・・。
スゴ腕医師を襲った悲劇
黒田先生が翔北救命センターの第一線で戦えなくなった理由、それはとある事故で右腕を切断したこと。
外科医の黒田先生が手術で執刀するには、利き腕が絶対に必要。
その利き腕だった右腕を、コードブルー1の第8話で切断を余儀なくしてます。
物語の流れを言うと、第8話のラストで黒田先生が腕を切断する事故が起こり、第9話で切断した右腕を接合しました。
一体どんなことが起こったのか、第8話と第9話の流れをシンプルにまとめてみました。
黒田先生の腕が切断された事故とは?
化学工場でのボイラー爆発事故。
黒田先生と白石、そして冴島(比嘉愛未)がドクターヘリで現場に急行。
火災発生現場から離れた場所で、運び出される患者をトリアージしてました。
そこへ、ボイラー室で身動きがとれない人がいると連絡が。
焦って走り出した白石と、それを追いかける黒田先生。
黒田先生「おい待て白石、爆発現場に入るには、消防に確認が必要だ」
そのときだった、蒸気が突然噴き出し、そのことで頭上から鉄骨が落下。
白石の危険を察した黒田先生は、とっさの判断で白石を突き飛ばし、右腕が鉄骨の下じきに。
藍沢と緋山がタッチアンドゴーで落下現場へと駆けつけます。
黒田先生が虚血状態になって早20分。
腕に乗ってる鉄骨の重さは100キロを超え、今からだとレスキュー隊も間に合わない状態。
黒田先生「・・・切れ(挟まった右腕を切断)・・・切れ、藍沢」
藍沢「わかりました・・・消毒だ・・・」
翔北救命センターに搬送された黒田先生。
すぐに切断された右腕の接合のために、緊急オペが施されることに。
執刀医は、整形外科が専門の森本、助手に藍沢がつきます。
腕の軟部組織の破壊(挫滅)がひどい状態でしたが、なんとか右腕を接合できました。
しかし、右腕は切断前のように自由に使えず、リハビリをしても回復する確率は10%以下。
意識が戻った黒田先生に、
森本「もし回復できたとしても メスは握れないと考えてください。物が握れるようになれれば、というところだと思います・・・」
森本「藍沢の判断はベストでした。上腕の鋭的切断は術後の機能回復を最優先に考えたのだと思います。残念です。」
医師が現場で負傷したことについて、安全管理委員会が開かれることに。
安全確認をしなかった白石、右腕切断の処置をした藍沢に病院側の弁護士、事務長から厳しい追及が。
「救命の全責任は私にあります」田所部長がすべてを引き受けます。
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黒田先生のその後とは?
事故があったその後、黒田先生がどうなったのか気になる人もいるでしょう。
コードブルー1では、最終話でリハビリに専念するために、翔北救命センターを去ることになりました。
物語の流れとしては、「新春SP(2009年)」→「シーズン2(2010年)」→「シーズン3(2017年)」となってます。
新春SPでは、田所部長(故 児玉清)から救命の部長になるよう命じられますが、「挿管(気管にチューブを入れること)もできない医師がいてはいけない」とかたくなに断り、病院を去りました。
しかし、帰路のタクシーの中で列車の脱線事故のニュースを聞き、藍沢らフェローが救命活動をしてる現場にあらわれて、フェローに的確な指示を出して、救命活動の支援にあたります。
そして、今度こそ、フェローに見送られながら去っていきました。
シーズン2では、出番はほとんどありませんでしたが、最終話で田所部長(故 児玉清)のお見舞いに病院を訪ねてます。
そんな時、飛行機墜落事故が発生し、人手が足りない状況を見かねた黒田先生は、現場で困ってる藤川にヘルプをしました。
コードブルー3には出演するのか?
おそらく、コードブルーファンなら望んでるはずの黒田先生の再出演。
現在のところ、コードブルー3のキャスト情報を見ても黒田先生の名前はありませんでした。
しかし、コードブルー2ではキャスト情報に名前がなくても、ゲスト出演してましたから、コードブルー3に何らかの形で出てくると予想します。
ちなみに、黒田先生は今では産業医(大企業の社員の健康管理を専門で行う医師)として活躍してることが、最終回に藤川(浅利陽介)と電話してる黒田先生の背後に「健康診断の会場」と書かれてたことから明らかになってます。
もし、翔北救命センターに戻ってこれなくても、リハビリから10年も経ってますし、出演してくれたら嬉しいところです。
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